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救急外来はトリアージが看護師の重要な仕事?救急外来のトリアージについてのまとめ!

救急外来はトリアージが看護師の重要な仕事になります。救急外来の看護師が行うトリアージのコツやスキルアップ方法を教えます。救急外来で働きたいと思っている看護師さんは、トリアージについて知っておきましょう。

救急外来はトリアージが看護師の重要な仕事です!

救急外来はトリアージが看護師の重要な仕事になるって知っていますか?そもそも「トリアージ」とは何かということから説明していきます。

トリアージとはフランス語で「選別」のことです。トリアージというと、災害時や多発事故の際に、トリアージタッグを用いて救急搬送の優先順位を決めるようなスタート法トリアージが有名だと思います。

でも、救急外来のトリアージはこのスタート法トリアージとは少し違います。救急外来のトリアージは院内トリアージと呼ばれています。

院内トリアージは、診療の順番を決めるためのトリアージです。救急外来ではウォークインの患者さんと救急搬送された患者さんがいます。

救急搬送された患者さんは、重症なことが多いので、優先的に診療をするのですが、ウォークインの患者さんの中にも重症な人は混ざっているのです。

しかも、ウォークインの患者さんは重症な人がいる一方で、「救急外来は待ち時間が少ないから」のような理由で受診する軽症な患者さんもいます。

ウォークインの患者さんを一般外来のように来院順で診察していたら、重症な患者さんの状態はどんどん悪化して、手遅れになってしまうこともあります。

救急外来の看護師は、ウォークインの患者さんを対象に院内トリアージをすることで、重症な患者さんを見落とさずに、適切な診療を受けさせるようにするんです。

2012年の診療報酬改定では、院内トリアージ実施料が加算できるようになり、救急外来で院内トリアージをすることが推奨されていますので、救急外来の看護師のトリアージは重要になってきているのです。

救急外来でトリアージを看護師がする時にはアンダートリアージにならないことが大切

救急外来でトリアージを看護師がする時には、基本的にはJTASが用いられます。JTASとはJapan Triage and Acuity Scaleの略で、緊急度判定支援システムであり、日本臨床救急医学会のJTAS検討委員会が作成したものです。

JTASは青(蘇生)、赤(緊急)、黄(準緊急)、緑(低緊急)、白(非緊急)の5段階に分かれていて、緊急度を判定します。

「トリアージなんて難しそう。私には無理!」と思ってる人も多いと思いますが、大丈夫です。安心してください。

JTASはアプリ化されていて、パソコンやタブレット、スマホを用いてアプリに従って、年齢や診療科、症状などを入力していくだけで、アプリが自動的に5段階で緊急度を判定してくれるんです。

ですから、トリアージなんてしたことがないという看護師さんでも、アプリに従って判定すれば大丈夫です。それに、救急外来に配属になってすぐにトリアージを担当することはありません。

特に、院内トリアージ実施料を加算できるのは、救急経験が3年以上ある看護師が行った場合ですので、救急外来で経験を積みながらトリアージができるようになれば大丈夫です。

ただ、いくら経験を積んでも、アプリに従って判定しても、トリアージに迷う症例が出てくると思います。

「アプリに従ったら、黄色(準緊急)なんだけど、私はこの患者さんは赤(緊急)だと思う。」のようなケースですね。たとえば、高血圧でも収縮期血圧が150mmHgの人と200mmHgの人では緊急度は違いますよね。

そういう時は、アンダートリアージにならないようにしましょう。アンダートリアージとは、本来なら緊急性が高いのに、緊急性が低いと判断してしまうことです。

トリアージの目的は、重症な患者さんを見逃さないようにすることなのですから、迷った時はアンダートリアージにならないように気を付けてください。

アンダートリアージになるよりは、オーバートリアージになったほうが良いですから。ただ、オーバートリアージを連発するのも考え物ですから、やはりアプリに頼り切らずに、適切なトリアージができるような知識を少しずつでも身につけるようにしましょう。

救急外来でトリアージを看護師がするなら、トリアージナースの研修を受けよう

救急外来でトリアージを看護師がするなら、トリアージナースの研修を受けるようにしましょう。トリアージナースとは日本救急看護学会が認定している資格です。

トリアージナースの認定を受けるためには、まずは日本救急看護学会のホームページで受けられるフィジカルアセスメントウェブ試験に合格し、JTASコースと日本救急看護学会企画によるコース(計2日間)を受講します。

それから、認定申請用紙とトリアージ実践件数リストを提出すると、トリアージナースとして認定されます。

救急外来で働いていく上で、適切なトリアージができるスキルはとても大切なものになりますので、トリアージナースの資格を取得すると良いでしょう。

まとめ

救急外来の看護師はトリアージがとても大切な仕事になりますので、適切なトリアージができるように救急外来で経験を積み、トリアージナースの資格を取ってスキルアップしていくと良いでしょう。

トリアージの経験を積みたい看護師さんは、院内トリアージ実施料を加算している救急外来で働くと良いですよ。すべての救急外来で院内トリアージ実施料を加算しているわけではないので、救急外来によっては、ほとんどトリアージなんてしないというところもあります。

院内トリアージ実施料を加算している救急外来を探すなら、転職サイトを使いましょう。転職サイトを使えば、担当コンサルタントが院内トリアージを積極的にしているかどうか、実施料を加算しているかどうかを調べてくれるんです。


執筆者情報

株式会社ドリームウェイ救急外来の看護師の求人 編集部

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